「Twitter広告の地域設定について知りたい」「Twitterで地域ターゲティングを行いたい」
今回は、上記のようなお悩みを持つ方向けの記事です。
この記事を最後まで読めば、Twitter広告の地域ターゲティングの概要から利用するメリット、Twitter広告で地域ターゲティングを行う具体的な方法を理解できます。
目次
Twitter広告の地域(エリア)ターゲティングとは?
Twitter広告の地域ターゲティングとは、Twitter広告を配信するターゲットを地域ごとに絞り込める機能です。
地域限定のサービスを広告したり、特定の地域に住むユーザーに広告を配信したりしたいときに利用すべき機能です。
Twitterの地域ターゲティングでは、小さな地区から国全体、全世界まで目的に合わせて広告を配信できます。
日本では、市区町村単位までエリアを指定できます。国によっては郵便番号で指定できますが、現在、日本国内ではできません。
地域ターゲティングは、Twitterを利用するユーザーの位置情報に基づいてターゲティングされます。ユーザーの位置情報を把握するために使われるシグナルは、下記のとおりです。
- ユーザーのIPアドレス
- モバイルGPSシグナル
- モバイルWi-Fiシグナル
- ユーザーがツイートに含めた位置情報
地域ターゲティングは、国単位で指定する方法と言語単位で指定する方法があります。それぞれ指定できる地域や、言語について紹介します。
国レベルでの詳細なターゲティング
国レベルでの詳細なターゲティングは下記の国々の地域で行えます。
- アルゼンチン(23州)
- オーストラリア(8州・2,643件の郵便番号)
- ブラジル(27州)
- カナダ(10州・1,638件の郵便番号)
- チリ(15地域)
- コロンビア(32県)
- フランス(25地域・330都市圏・6,000件の郵便番号)
- ドイツ(16地域)
- インドネシア(34州)
- イタリア(20地域・110州)
- 日本(47都道府県)
- メキシコ(32州・6,000件の郵便番号)
- オランダ(12州・4,040件の郵便番号)
- ニュージーランド(16地域)
- ノルウェー(428市町村)
- シンガポール(5地域)
- スペイン(19自治州・50県・6,000件の郵便番号)
- スウェーデン(290市町村)
- 英国(9地域・5都市圏・9,000件の郵便番号)
- 米国(50州・200都市圏・12,000件の郵便番号)
言語レベルでの詳細なターゲティング
言語によるターゲティングでは、必要に応じて特定の言語を話すユーザーをターゲットにできます。
Twitter広告でターゲティングできる言語の例として下記のとおりです。
全46言語あるため以下の公式ページから確認してみてください。
- 日本語
- 英語
- スペイン語
- フランス語
- イタリア語
- オランダ語
- ドイツ語
- ヘブライ語
- フィンランド語
- ノルウェー語
- ポルトガル語
- スウェーデン語
- デンマーク語
- アフリカーンス語
- バハサ語
ユーザーが話す言語は、ユーザーのプロフィール設定や、Twitterでやりとりを行うときに利用されている言語から自動で判断されます。多言語を話すユーザーの場合には、複数の言語でターゲティングされます。
Twitter広告で地域(エリア)ターゲティングを行うメリット
Twitter広告で地域ターゲティングを行うメリットについて、解説します。地域ターゲティングを行うことで、広告を届けたいユーザーに的確にアプローチできるメリットがあります。
的確にアプローチを行うことで費用対効果を高く、Twitter広告を運用できます。
特定の地域に住む人にのみ広告を届けられる
Twitter広告の地域ターゲティングでは、特定の地域に住む人にのみ広告を届けられます。
地域によって広告の文言や訴求ポイントを変えて出稿できるため、よりユーザーに刺さる広告を配信することが可能です。
例えば、複数店舗を持つ飲食店のオーナーで、店舗によって広告を変えたい場合などに地域ターゲティングはとても有効な手段となるでしょう。
地域ターゲティングを使用しない場合には、広告へのコンバージョンが減ってしまう可能性があります。
訴求したいビジネスが地域に依存した性質であれば、地域ターゲティングによるTwitter広告配信は必須と言っても過言ではないでしょう。
地域ごとに予算配分できる
Twitterの地域ターゲティングを利用すると、エリアによって広告を出し分けられ、地域ごとに予算を配分できます。
人口が多い地域では、他の地域よりも広告にかける金額を大きくしたいシーンもあるでしょう。このような場合にも柔軟に対応できます。
人口や商圏の大きさによって地域ごとに予算配分することで、効率よく広告を配信できる仕組みです。
定期的に広告の運用を見直したい場合にも、地域ターゲティングは有効です。地域ごとのコンバージョン数を確認して、予算配分を変更する戦略も考えられます。
広告の費用対効果を高められる
地域に依存するようなビジネスを行っている場合、広告を配信するエリアを考え費用対効果を高めることは非常に重要です。
例えば、東京で小売店をオープンし、その店舗の宣伝としてTwitter広告を運用することを仮定します。その小売店や飲食店の利用者は、「店舗周辺に住む人が購買の大半を占める」と考えられるため、周辺に住む人にリーチした方が良いでしょう。
地域ターゲティングを使わない場合、東京とは程遠いユーザーにもリーチしてしまうことになります。その結果、コンバージョンには繋がりづらいことが容易に想像できます。
そういったシーンを避けられ、広告の費用対効果を高めることができます。
Twitter広告で地域ターゲティングを行う方法
この章では、実際にTwitter広告で地域ターゲティングを行う方法について解説します。
ターゲティング設定自体は難しくなく、Twitterで広告を配信する際にターゲティング方法を設定するのみで大丈夫です。
複数のエリアにまたがってターゲティングすることもできます。
①広告作成画面でエリアを選択する
Twitter広告設定画面の「キャンペーンの作成・編集」からターゲティング項目を選択し、地域ターゲティングの設定を行います。
検索ボックスにてターゲットとする国や都市、郵便番号を入力します。日本では、都道府県単位で指定できます。
検索すると、選択されている地域が自動的に入力されます。選択した地域が検索ボックスに表示されていることを確認して、エリアの選択が完了となります。
②複数のエリアを選択することも可能
Twitter広告の地域ターゲティングでは、複数のエリアをターゲットとして選択もできます。
複数の地域を設定するには「複数の地域をインポート」ボタンを押し、設定したい都道府県や国をそれぞれ別の行に入力します。
このとき、複数の都市を同じ行に入力しても正しく認識されないため気をつけましょう。
入力が完了したら、「地域を確定する」ボタンを押し、完了となります。
言語によるターゲティング方法
特定の言語を、利用する人に対してターゲティングすることもできます。
Twitter広告では、設定をとくに行わない限りはすべての言語においてターゲティングされます。しかし、必要に応じて言語によるターゲティングも行えます。
言語によるターゲティングの設定方法は下記のとおりです。
- 広告キャンペーン設定フォームの「ターゲティング」から「オーディエンスの特性」に移動する
- 「言語」ヘッダーの下にある検索ボックスをクリックする
- オプションを検索するかスクロールして、ターゲティングを希望する言語の隣にあるチェックボックスをクリックする
特定の言語を主に利用するユーザーにターゲティングをしたい場合には、言語によるターゲティングを活用しましょう。
まとめ
Twitter広告の地域ターゲティングでは、特定の地域に広告を配信できます。地域を絞って広告を配信することで、費用対効果を高くして広告の運用が可能です。
また、複数のエリアに広告を配信したり、言語によるターゲティングをしたりもできるためそちらの利用も検討してみましょう。
Twitter広告のターゲティング設定でお困りの方は、ぜひ弊社へご相談ください。
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