「Twitter広告でフォロワーを増やしたい」「Twitterフォロワー獲得広告について詳しく知りたい」Twitterフォロワー獲得広告は、フォロワーを増やすことを目的として配信するTwitter上の広告です。
最後まで読めば、Twitterフォロワー獲得広告の概要や利用するメリット、実際に配信するときのコツを知れます。
Twitterフォロワー獲得広告の利用が自社に適しているのかを、ぜひ確認してみましょう。
目次
Twitterのフォロワー獲得広告とは?
Twitterフォロワー獲得広告とはTwitter広告の一種で、アカウントのフォローを目的として配信するものです。
元々は「Twitterフォロワー獲得広告」ではなく「プロモツイート」の名称でした。しかし、2021年に呼び方が変更となりました。
フォロワー獲得広告では、広告主のアカウントをフォローしていないユーザーに対して、積極的にリーチさせることでフォローを促す仕組みです。
テキストとフォローカードが投稿内に表示されるため、ユーザーは広告を見てフォローができます。
プロモーション広告は、認知拡大やエンゲージメントの獲得を主な目的としています。一方で、Twitterフォロワー獲得広告はフォローされることが主な目的です。
Twitterフォロワー獲得広告を使うメリット
Twitterフォロワー獲得広告は、Twitterアカウントでのフォロワー数を増加させることを目的として利用します。この章では、Twitterフォロワー獲得広告を利用するメリットについて解説します。
効率的に質の高いフォロワーを増やせる
Twitterフォロワー獲得広告では、やみくもにユーザーにリーチするわけではありません。
広告主のアカウントと関連が高いアカウントに対してリーチするような仕組みのため、適切にオーディエンス設定を行い、運用すれば効率的にフォロワーを増やせます。
広告主のアカウントに興味を持ってフォローするため、エンゲージメント率などの観点で質の高いフォロワーを獲得できる手段としても有効です。
広告主アカウントのツイートも、インプレッションが増加する可能性も高いため、的確にアプローチしてファン化を目指しましょう。
二次拡散でターゲット外のユーザーにもアプローチ可能
ユーザーに二次拡散してもらうことで、ターゲット層以外のユーザーにも広告をみてもらえます。二次拡散されれば、潜在的なニーズをもつユーザーに届いたり、認知の拡大に繋げたりすることが可能です。
また、フォロワー獲得広告は、普段のツイート同様に「いいね」や「リツイート」「引用ツイート」もできます。
二次拡散によるリーチやエンゲージメントには課金されないため、拡散力の高いTwitterでは認知獲得目的に利用されることが多いです。
コスパよくエンゲージメントを高められる
ユーザーに興味を持ってもらえるテキストをフォロワー獲得広告として出稿することで、費用を抑えた広告運用が可能となります。
Twitterのフォロワー獲得広告は、その広告経由でユーザーが広告主のアカウントをフォローしたときにのみ課金される、成果報酬の仕組みとなっています。
「いいね」や「リツイート」などのエンゲージメントでは課金されないため、コスパ良く認知拡大が期待できます。
Twitterフォロワー獲得広告を配信するときのコツ
Twitterフォロワー獲得広告は、費用対効果を高く、フォロワーを獲得できる広告です。しかし、うまく運用しないとフォロワーの獲得には至りません。
ここでは、Twitterフォロワー獲得広告を配信するときのコツについて解説します。フォロワー獲得広告の出稿をお考えの場合には、ぜひ参考にしてください。
フォローするメリットを伝える
Twitterフォロワー獲得広告では、そのアカウントをフォローするメリットをユーザーに伝えましょう。ユーザーにとってフォローするメリットがない限りは、アクションを起こしてもらえません。
ユーザーにとってのメリットとは、そのアカウントをフォローすることで
- 新商品の情報をいち早く知ることができる
- お得なキャンペーンを見逃すことがない
- 専門的な知識のインプットができる
など複数考えられます。なぜ、ユーザーがフォローしてくれるのかを考えて、Twitter広告運用をしましょう。
リンクやハッシュタグの利用は最低限に
フォロワー獲得広告を運用する最大の目的は、その広告を見た人にフォローしてもらうことです。
そのためリンクやハッシュタグの利用は最低限にて、できる限り避けたほうが無難です。理由として、フォローする前にリンク先に遷移してしまうことや、ハッシュタグが多いと営業感が出てしまう可能性があります。
プロフィールを充実させる
プロフィールが充実していることは、フォローしてもらう一つの理由になります。
フォローをしてもらうために、ユーザーに興味を持ってもらえるような魅力的なプロフィールを作成しましょう。
なお、フォロワー獲得広告ではアカウントのヘッダー画像と自己紹介文がピックアップされ自動的にフォロワーカードを作る仕組みとなっています。そのため、プロフィールを充実させることが魅力的な広告作成に直結します。
ターゲティングを効果的に利用する
Twitterで広告を効果的に運用するためには、Twitterのターゲティング機能を利用しましょう。Twitter広告では、ユーザーの属性を分析してターゲティングできる仕組みがあります。
購買意欲が高いユーザーに的確にリーチするために、ターゲティングを利用しましょう。ターゲットを絞りすぎると、広告へのリーチ数が少なくなりすぎることがあります。
そのため、ターゲティング設定が異なる複数の配信方法を作成するなどして、広告をテストしましょう。
Twitter広告で使用できるターゲティングの種類
フォロワー獲得広告では、Twitterのターゲティング機能を利用して、ターゲットを絞り込めます。ターゲティング方法によって絞り込みの仕方が異なるため、種類ごとにそれぞれ解説します。
オーディエンスの特性に基づいたターゲティング
オーディエンスの特性では、ユーザーの属性に基づいたターゲティング方法が準備されています。具体的には下記のとおりです。
- 地域ターゲティング
- 言語ターゲティング
- 端末、プラットフォーム、Wi-Fiターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
・地域ターゲティングは、ユーザーの位置情報を利用したターゲティング方法です。現在地や住んでいるところの情報をもとに、絞り込みます。ユーザーのIPアドレスやGPSなどの情報を利用する仕組みです。
・言語ターゲティングはユーザーが使用している言語や、プロフィールに記載されている言語をもとにターゲティングします。
・端末ターゲティングは、端末やプラットフォーム、Wi-Fiターゲティングはユーザーが利用している端末の情報やキャリア情報を利用して行うターゲティング方法です。OSごとに配信内容を変更もできます。
・年齢ターゲティングでは、ユーザーの年齢によってターゲティングします。Twitterでは誕生日を設定する項目があり、そちらの情報を利用していると考えられます。年齢ごとに異なる文体や、内容のコンテンツを配信することも可能です。
・性別ターゲティングでは、性別に基づいてターゲティングを行います。ユーザーが設定する性別の項目やアカウントの類似性から性別を判断します。その性別の情報を利用してターゲティングしています。
オーディエンスタイプに基づいたターケティング
オーディエンスタイプは、ユーザーの行動や興味関心に基づいて設定できるターゲティング方法です。
オーディエンスタイプでは下記の7つの設定方法があります。
- 会話ターゲティング
- イベントターゲティング
- ツイートにエンゲージメントした利用者のターゲティング
- キーワードターゲティング
- 映画とテレビ番組のターゲティング
- 興味関心ターゲティング
- フォロワーが似ているアカウントのターゲティング
それぞれ解説します。
・会話ターゲティングでは、Twitterで行われているやりとりを元にしてターゲティングできます。スポーツやライフスタイルなどの会話トピックを選択することで絞り込めます。
・イベントターゲティングでは、特定のイベントに興味を持つユーザーに対してターゲティングする方法です。イベントの開始2週間前から利用が可能となる配信方法です。
・ツイートにエンゲージメントした利用者のターゲティングでは「いいね」や「リツイート」など、特定のツイートにエンゲージメントをしたユーザーをターゲットとします。関心が高いユーザーを対象にできるターゲティング方法です。
・キーワードターゲティングは、広告主が指定したキーワードに関連するユーザーをターゲットとして広告配信する方法です。
・映画とテレビ番組のターゲティングは特定の映画や、テレビ番組に対して反応を示したユーザーをターゲットにできます。
・興味関心ターゲティングは興味関心のトピックを設定して、そのトピックに関心を持つユーザーに対してターゲティングする方法です。
・フォロワーが似ているアカウントのターゲティングは、指定したアカウントとフォロワー属性が似ているアカウントに対して広告を配信できる方法です。
フォロワー獲得広告が効果的なシーン
フォロワー獲得広告を利用すると効果が出やすいシーンはいくつかあります。この章では、フォロワー獲得広告が有効な場面を3つ紹介します。
新しくアカウントを開設したとき
新しくTwitterアカウントを開設したときには、まずフォロワーを増やす必要があります。
フォロワーが少ないと投稿へのリーチ回数が減り、エンゲージメントがまったくないといった状況が起こり得るためです。
アカウントを開設して早い段階で、ある程度のフォロワーを増やしておくことでTwitter運用の成果が得られやすいといえます。
重要な告知をするとき
新商品を発表するときや多くの人に告知したい事案がある場合にも、事前にフォロワー獲得広告でフォロワーを増やしておくことが得策です。
潜在的なニーズを持つユーザーにもフォローしてもらうことで、幅広い層に情報を届けることが可能となります。
WebサイトやLPへのアクセス数を高めたいとき
Webサイトへのアクセス数を高めたいとき、広告からWebサイトやLPにリンクすることも有効です。しかし、フォロワーを増やした方が後々のアクセス数増加を見込めます。
フォロワーを増やして通常の投稿でWebサイトの宣伝を行うなどすると、コスト面においても効果的でしょう。
まとめ
Twitterフォロワー獲得広告を利用することで、Twitterアカウントのフォロワーを効果的に増やすことが可能となります。
フォロワーを増やすことで、オーガニック投稿でもリーチ数の増加が可能です。また、ユーザーによる二次拡散にも期待ができます。
Twitterフォロワー獲得広告の運用のことでお困りの方は、ぜひ弊社へご相談ください。
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