目次
この記事は以下のような方におすすめ!
- Twitter広告に興味はあるけど、配信方法がわからない
- Twitter広告の出し方が知りたい
- どうやって設定するのかわからない
Twitter広告の配信方法2選
Twitter広告の配信方法は以下の2つです。
- キャンペーン管理画面から作成
- クイックプロモートを利用
以下で詳しく解説します。
キャンペーン管理画面から作成
Twitter広告の出し方で最も一般的な方法は「キャンペーン管理画面から作成する」ことです。
具体的には以下の通りです。
- Twitter広告アカウントにログイン
- 広告マネージャーの管理画面で作成
目的であり8種の中から達成したい目標に合わせて選び、予算・スケジュール・ターゲティング・クリエイティブなど、細かく設定可能です。
広告主自ら素早くPDCA(Plan-Do-Chek-Action)を回し、成果アップにつなげられます。
PDCAとは管理業務・品質勘の効率化を目指す手法です。
計画から改善までを1サイクルとして何度もそのサイクルを回し続けて精度を高めていきます。実行した後は、評価を行って改善につなげます。
クイックプロモートを利用
Twitter広告「クイックプロモート」を利用することで、管理画面にログインしなくても投稿したツイートをそのまま広告に利用できます。
ツイート下部に表示された「プロモーションする」ボタンをタップし、目標・オーディエンス(場所・年齢・性別)・日別予算・期間を設定するだけで配信開始できます。
複雑な設定がないため、すぐに配信を始めたい企業におすすめです。
出稿する前に知っておきたいTwitter広告の構造と広告審査基準
ここでは「Twitter広告の構造」と「広告審査の基準」を解説します。
まずは、出稿する前に理解を深めておきましょう。
Twitter広告の構造
Twitter広告では広告主自ら広告の設定・運用・管理を行います。
管理するにあたって広告がどのように構成されているのか、出稿前に理解しておきましょう。
具体的に説明すると、Twitter広告は「キャンペーン・広告グループ・クリエイティブ」の3層構造になっています。
- キャンペーン:目的の設定(エンゲージメントを増やす、フォロワーを増やすなど)
- 広告グループ:詳細情報を設定(予算・スケジュール・オーディエンスなど)
- クリエイティブ:ツイートの設定
上記のような3段階管理は、Facebookのセルフサービス式報告と同じなので、普段からFacebook広告を運用している企業にはわかりやすい管理方法といえます。
広告審査基準
Twitter広告を配信する場合「Twitter審査の通過」が必要です。
審査完了までの期間は早く、だいたい1〜2営業日で終わります。
審査内容は多岐にわたりますが、主にチェックされる項目は以下の通りです。
- アカウントのステータスはどうか
- 広告ポリシーに違反した内容ではないかどうか
- 不適切な表現のコンテンツではないかどうか
- 一定期間Twitterの利用実績はあるかどうか
- 広告内容・コンテンツ内容が一致しているかどうか
審査に通過されるためには、ある程度のアカウント利用実績が必要なので、作りたてのアカウントでは利用できません。
広告配信を行いたい場合は、アカウントの運用期間に加え、審査期間を考慮してスケジューリングしてください。
ほとんどの条件をクリアしたとしても、広告ポリシー違反を犯していた場合はもちろん審査に通過することはできません。
つまり広告ポリシーを理解することが第一ということです。
時間はかかりますが、一度広告ポリシーを熟読し、理解を深めておきましょう。
Twitter広告の出し方・始め方
Twitter広告の出し方として、最も使用頻度の高い「プロモ広告の利用方法」を解説します。
- Twitter広告アカウントの作成
- クレジットカードの設定
- キャンペーンの作成
- 広告グループの設定「予算と掲載期間」
- 広告グループの設定「ターゲティング」
- 広告グループの設定「プレースメント」
- 広告グループの設定「クリエイティブ」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Step1:Twitter広告アカウントの作成
まずはツイートを利用したプロモーションを行うアカウントにログインしてください。
その後、左側にあるメニューの「もっと見る」→「Twitter広告」の順にクリックします。
Twitter広告の画面が表示されるので「広告を作成する」ボタンをクリックし「Twitter広告へようこそ」画面で国・タイムゾーンを日本に設定してください。
広告アカウントへのアクセスが初めての場合、ランディングページにリダイレクトされる可能性があります。
この場合、画面に表示された手順を実施しましょう。
その後は広告キャンペーンの目的を選択する画面が表示されます。
自社で配信する広告に適した目的を選んでください。
Step2:クレジットカードの設定
広告掲載の費用はクレジットカードで支払うため、クレジットカード番号の登録を行います。
画面右上にある「アカウント名」をクリックするとドロップダウンリストが表示されますので「新しいお支払い方法を追加」を選びます。
ページが移動すると課税ステータスを選択する画面が表示されるので「ビジネス」または「個人(個人事業主除く)」を選びましょう。
その後「会社名・住所・クレジットカード番号・名義」などを入力し、最後に「クレジットカード情報を保存」をクリックすることで設定完了です。
万が一クレジット限度額に達した場合、自動的に広告が停止してしまいます。
Twitterで大規模な広告キャンペーンを実施する予定がある企業は、リクエストフォームから「IOリクエスト」を行っておくとよいでしょう。
Step3:キャンペーンの作成
「キャンペーンの詳細」ページでキャンペーンを作成していきます。
- キャンペーン名
- 日別予算・総予算
- 広告の期間(開始・終了)
「日別予算」という項目は必須なので、必ず設定してください。
Step4:広告グループの設定「予算と掲載期間」
ここからは「広告グループの作成」を行います。
基本情報である「広告グループ名・予算・期間・入札戦略」の入力です。
まずは「広告グループ名」を入力し、広告グループの「総予算」を任意で設定します。
この総予算は広告グループで利用する上限額を指定するもので、設定しなかった場合はキャンペーンのものが適用されます。
また広告の開始日・終了日が決まっている場合も設定しておきましょう。
さらに入札戦略を「自動入札・上限入札単価・目標入札単価」から選択・設定します。
特別な指定がない限り「自動入札」がおすすめですが、単価が高くなる傾向にあるため、広告運用に慣れたら「上限入札単価」や「目標入札単価」を選ぶとよいでしょう。
Step5:広告グループの設定「ターゲティング」
次は広告を誰に配信するのか、ターゲティング関連の設定を行います。
基本情報でのターゲティングを指定してください。
「オーディエンスの特性」「オーディエンスの条件」がこれに該当するため、それぞれのページで設定しておきましょう。
「性別」と「年齢」の項目は必須で、その他の項目は任意になりますので注意してください。
また「カスタムオーディエンス」は自社が保有するリストをアップロードし、広告配信を行う場合にするものです。
ターゲティング機能はすべて任意の指定ではありますが、Twitter独自の特性を活かした「ターゲティング」を行いたいときに有効なので必要があれば指定してください。
Step6:広告グループの設定「プレースメント」
「プレースメント」では配信場所の設定を行います。
- ホームタイムライン
- プロフィール
- 検索結果
- Twitterオーディエンスプラットフォームに拡張 など
配信したい場所を選び、チェックを入れてください。
選択する配信場所が多ければ多いほど、広告の掲載機会が増えてリーチを増やすことが可能です。
またTwitterオーディエンスプラットフォームを「オン」にすることでTwitterと提携した外部アプリ・Webサイトにも広告配信できます。
Twitterユーザーだけではなく、さらに幅広い属性の人たちにリーチしたい場合に有効な方法です。
Step7:広告グループの設定「クリエイティブ」
最後に「クリエイティブ」の設定を行います。
広告に使用するツイートを選んだ後は、クリエイティブのフォーマットを選びます。
基本的には「GIF・JPEG・PNG・動画(MP4・MOV)」で、どの目的を選んでいるかによって可能なクリエイティブが異なります。
そのため自社で選んだ目的に適したフォーマットを設定してください。
すべての設定が完了した後は右下にある「次」をクリックし、もう一度設定項目を確認してから「キャンペーンを開始」ボタンをクリックしてください。
以上でTwitter広告の出し方は完了です。
もし効率よく広告運用をしたい場合は代理店に依頼することも1つの手です。
Twitter広告の出し方・設定に関するQ&A
最後にTwitter広告の出し方・設定に関するQ&Aを紹介します。
- 審査にはどのくらいの期間がかかるの?
- 予算の相場はどのくらい?
- 用意するクリエイティブのサイズは?
- 効果測定の方法は?
それぞれ詳しく解説します。
審査にはどのくらいの期間がかかるの?
Twitter広告では広告キャンペーンの開始前にアカウント・コンテンツの審査が行われます。
審査にかかる日数は公式サイトでは公表されていません。
しかし通常「1〜2営業日」で完了するといわれています。
予算の相場はどのくらい?
Twitter広告では最低金額が設定されていないので、広告主が自由にコントロールすることができます。
運用次第では少ない費用で成果を出すことも可能です。
詳しくは「Twitter広告の費用相場とは?予算シミュレーション例と費用対効果を高めるコツ」に記載していますので、ぜひ参考にしてください。
用意するクリエイティブのサイズは?
画像で利用できる比率は「1.91:1」または「1:1」、動画で利用できる比率は「16:9」または「1:1」です。
Twitter広告では「テキスト・画像・GIF画像・動画」などのクリエイティブ形式ごとに推奨サイズが異なります。
詳しくは「Twitter広告の画像サイズと文字数まとめ!素材を作成するポイントも紹介」に記載していますので、ぜひ参考にしてください。
効果測定の方法は?
広告の配信結果は広告マネージャーの管理画面で確認可能です。
具体的にはキャンペーン・広告グループ・広告ごとに以下の項目を確認できます。
- インプレッション数
- エンゲージメント数(いいね・リツイート・返信など)
- 予算の消化状況 など
すぐ確認することもいいですが、一定期間経過した後に確認してターゲティング・入札額・クリエイティブの改善を行いましょう。
- フィルタ
- チェックボックス
- 期間
- データ
- キャンペーンの結果
「Twitterアナリティクス」ではオーガニックツイートのパフォーマンスに加え、広告のパフォーマンスも確認できます。
まとめ
今回はTwitter広告の出し方・始め方について詳しく解説しました。
Twitter広告の設定は特性を活かしたターゲティングが可能な一方で、ある程度の知識・経験が必要となります。
Twitter広告運用が初めての場合は経験豊富な広告代理店に相談することもよいでしょう。
Twitter広告の運用を検討している場合は、是非弊社までご相談ください。
本件に関するお問い合わせはこちら
株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696