Twitter広告では、キャンペーン目的別に課金方法が異なります。
本記事では、ツイッター広告における課金方法について触れていきます。Twitter広告の課金方法について、特徴や費用相場、目的別の選び方まで徹底解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
Twitter広告の課金方式とは
まずは、Twitter広告の課金方法の特徴について紹介します。Twitter広告ではどのように課金されるか知ることは、広告の費用対効果を高めるために重要です。
https://business.twitter.com/ja/blog/how-to-select-campaign-objective.html
広告配信に紐付いて課金される
Twitter広告は、さまざまな課金方法がありますがユーザーに広告が配信されたり、ユーザーからの広告へのいいね、フォローなどのアクションがあって初めて課金される仕組みです。
したがって、Twitter広告では広告掲載を依頼しただけで、掲載料などが課金されることはなく、実際の広告配信等に紐付いて課金されます。課金が発生するタイミングについては、どのキャンペーン目的を選択するかで異なります。
拡散効果までは課金されない
Twitter広告は媒体の特性上、リツイートなどにより情報拡散性が高いです。Twitter広告によって認知度が高まったとしても、リツイートなど二次的拡散のアクションに対して課金されることはありません。
Twitterの課金方式と費用の目安
次にTwitter広告における課金方法と費用の目安について紹介します。
Twitter広告の課金方式には、以下の6つがあります。
・CPF(フォロー課金)
・CPC(クリック課金)
・CPE(エンゲージメント課金)
・CPAC/CPI(アプリクリック課金/インストール課金)
・CPM(インプレッション課金)
・CPV(試聴課金)
CPF(フォロー課金)
CPF(フォロー課金)では、フォロワーを獲得した時点で広告費用が発生します。フォロワー獲得に対して課金されることが特徴です。アカウントのフォロワー数を増加させたい時に利用されます。
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CPC(クリック課金)
CPC(クリック課金)では、広告内のリンクがクリックされた時点で広告費用が発生します。リンク先に自社のランディングページを設定するという運用が一般的です。サイトへの集客を行いたい場合に重要です。
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CPE(エンゲージメント課金)
CPE(エンゲージメント課金)では、いいねやリツイート、コメントなど、広告に対するユーザーからのアクションに対して広告費用が発生します。いわゆるエンゲージメントに対して課金がされます。
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CPAC/CPI(アプリクリック課金/インストール課金)
CPAC/CPI(アプリクリック課金/インストール課金)では、広告からアプリをクリック、またはインストールした際に広告費用が発生します。
アプリケーションの認知度やダウンロード数を増やしたい場合に利用されます。
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CPM(インプレッション課金)
CPM(インプレッション課金)では、広告のインプレッション(表示回数)が1000回ごとに広告費用が発生します。1,000表示ごとの課金のため、ユーザーが実際に広告の内容に目を通しているかまでは考慮されません。
サービスや商材の認知度を高めたい場合に利用され、多くのユーザーに広告表示が可能になります。
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CPV(試聴課金)
CPV(試聴課金)では、広告動画の視聴に対して広告費用が発生します。動画のサムネイルがユーザーに表示されただけでは課金されません。課金方法については以下から選択可能です。
・動画が15秒再生、または再生完了された場合
・動画の50パーセント以上が画面に表示された状態で2秒経過、または動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合
・動画全体が画面に表示された状態で3秒経過、または動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合
・動画の50パーセント以上が画面に表示された状態で6秒経過、または動画の拡大表示・ミュート解除が行われた場合
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Twitter広告の費用相場
ここでは、Twitter広告の費用相場について紹介します。Twitter広告では、予め広告の予算を設定することが可能であるため、初心者でも安心でしょう。
Twitter広告で効果を上げていくための費用相場について紹介します。
プロモ広告・フォロワー獲得広告
プロモ広告・フォロワー獲得広告には最低出稿金額は定められていません。そのため、少額でも広告出稿が可能です。
しかし、広告予算が少なすぎる場合は、広告効果が期待できないこともあります。広告予算を決定する際には、どれくらいのフォロワーを増やしたいのか、コンバージョンを増やしたいのかといった目的を設定した上で、逆算して決定すると良いでしょう。
費用の相場については、CPAなどを考慮してサービスや商材ごとに異なるため、試しに広告出稿を行い、獲得単価を確認した上で、広告予算を設定することがおすすめです。
トレンドテイクオーバー・トレンドテイクオーバープラス
トレンドテイクオーバー・トレンドテイクオーバープラスは、インプレッション数に関係なく、金額が固定されているのが特徴です。また、広告費用は、配信指定する日により異なり、広告掲載が集中する日では高めに設定されます。
費用の目安としては、トレンドテイクオーバーは約1,200万円から、トレンドテイクオーバープラスについては約2,000万円からとなり、プロモ広告等に比べると出稿費用が高くなります。
Twitter広告の費用を決める要素4選
ここでは、Twitter広告の費用がどのように決まるのか解説します。具体的には、以下の4つの要素で広告費用が決定します。
・広告枠への入札
・品質スコア
・ターゲットとなるユーザー数
・ターゲットユーザーの競合数
広告枠への入札
一つ目の要素は、広告枠への入札額です。Twitter広告はオークション形式となっており、入札方法には以下の3つの方法があります。
自動入札
最小限のコストで最大の効果が得られるよう、入札額が自動で最適化される方法です。適正な入札額が分からない場合に便利な方法です。
上限入札単価
フォロワー獲得や、反応当たりの単価上限を設定する方法です。設定した金額を超えて課金されることはありませんが、単価が低い場合は、広告の露出機会が少なく広告効果が得られないこともあるため、定期的な効果測定と見直しが重要です。
目標入札単価
目標入札単価を設定することで、設定した広告単価に近づくように、入札額が自動で最適化されます。しかし、目標と結果にずれが生じることもあるため定期的な効果測定と見直しが重要です。
品質スコア
二つ目の要素は、品質スコアです。Twitter広告にはそれぞれ品質スコアが付けられ、最終的な入札額に影響します。品質スコアは以下の3点から決まります。
1.共感度:広告に対してのユーザーの、いいねやリツイートなどのアクション
2.関連性:広告内容がターゲットの興味関心に合っているか
3.鮮度:流行やトレンドとなっている内容であるか
魅力的な広告ほど品質スコアが高くなり、品質スコアが高くなるほど広告費を抑えることが可能です。
ターゲットユーザーの競合数
四つ目の要素はターゲットユーザーの競合性です。競合の数が多いほど、広告費は高くなります。
【Twitter広告の目的別】課金方式の選び方
ここからは、Twitter広告の目的別の課金方法の選び方について紹介します。広告目的により、課金ポイントが異なるため、広告目的を正しく設定することでTwitter広告の費用対効果を高めることが可能です。また、Twitter広告の予算を設定する上でも、課金方法ごとのキャンペーン目的の選び方を理解することが重要です。
フォロワーを増やす場合
フォロワーを増やしたい場合は、「フォロワー(プロモアカウント)」を選びます。ユーザーからのフォローが課金ポイントになるため、着実にフォロー数を増やしながらTwitter広告の運用が可能です。
エンゲージメントを高める場合
エンゲージメントを高めたい場合は、「ツイートのエンゲージメント」を選びます。CPE(エンゲージメント課金)となり、ユーザーからのアクションに対して広告費用が発生します。広告の閲覧だけでは広告費用は発生しません。
リーチを増やしたい場合
リーチを増やしたい場合は、「ブランド認知度の向上」を選びます。リーチを増やしたい場合は広告の閲覧数を増やすことが重要で、単価の安いインプレッション課金の費用対効果が向上する傾向があります。
ランディングページのアクセスを増やしたい場合
ランディングページのアクセス数を増やしたい場合は、「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」を選びます。リンクをクリックしたときに課金されるCPC(クリック課金)方式なので、広告運用で着実にランディングページへのアクセスを増やすことが可能です。
動画の再生数・クリック数を稼ぎたい場合
動画の再生数・クリック数を稼ぎたい場合は「動画の再生数」を選びましょう。CPV(試聴課金)のため広告費を動画視聴の増加につなげることが可能です。動画視聴に対しての課金であるためサムネイルの表示だけでは課金されません。
アプリのインストール数・エンゲージメントを増やしたい場合
アプリのインストール数・エンゲージメントを増やしたい場合は、「アプリのインストール数」を選びます。CPAC/CPI(アプリクリック課金/インストール課金)となり、アプリに対するユーザーのアクションが課金対象になるため、着実にアプリのインストール数を増やすことができます。
Twitter広告の費用対効果を高める方法
最後にTwitter広告の費用対効果を高める方法について紹介します。Twitter広告の費用対効果を高めるための具体的な方法は、以下の5つです。
・ターゲット設定は的確に行う
・目的に合ったキャンペーンを選ぶ
・最適なクリエイティブを作る
・ランディングページを改善する
・フリークエンシーキャップを設定する
ターゲット設定は的確に行う
一つ目のポイントは、ターゲット設定を的確に行うことです。
ターゲティング設定を適切に行うことで、広告の費用対効果を高めることが可能です。Twitter広告では、細かいターゲティングができます。また、ターゲティングを適切に行うためには、ターゲットユーザーを明確にすることが重要です。適切なターゲティングを行うことで、ユーザーからの広告へのアクションも得られやすくなります。
目的に合ったキャンペーンを選ぶ
二つ目のポイントは目的に合ったキャンペーンを選ぶことです。広告の目的が、アカウントのフォロワー数の増加なのか、特定の商品の販売数を伸ばしたいのか、目的によって選ぶべきキャンペーンが異なってきます。広告目的にあったキャンペーンを選ぶことでTwitter広告の費用対効果を高めることが可能です。
最適なクリエイティブを作る
三つ目のポイントは最適なクリエイティブを作ることです。ユーザーからのアクションを得やすくするには、ターゲットユーザーの興味関心を反映した内容にすることが大切です。複数のクリエイティブを用意し効果測定を行うことで最適なクリエイティブの作成を目指します。
ランディングページを改善する
四つ目のポイントはランディングページの改善です。広告によりランディングページを訪れたユーザーからのエンゲージメントが得られているか、効果測定を行いながらランディングページの改善を行っていくことが重要です。アクセス解析やヒートマップを利用して改善を図ります。
フリークエンシーキャップを設定する
五つ目のポイントは、フリークエンシーキャップを設定することです。フリークエンシーキャップとは、1ユーザーからのインプレッション数の上限を設定できる機能のことです。広告の過度な配信を制限できるため、反応率の低下に役立ちます。
まとめ
今回は、Twitter広告の課金方式について、特徴や費用相場、目的別の選び方、費用対効果を高めるポイントについて紹介しました。
Twitter広告の費用対効果を高めるためにもぜひ参考にしてください。Twitterを活用したマーケティングをご検討の方は、ぜひ弊社へご相談ください。
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