「Twitter広告の運用を代理店に任せたい」「Twitter広告の運用を代理店に任せるときの相場感を知りたい」
今回はTwitter広告の運用を検討しており、広告代理店に任せたいと考えている方向けの記事です。
最後まで読んでいただくことで、Twitter広告の代理店の種類や依頼するときの相場感、代理店を選ぶコツについて知ることができます。
目次
Twitter広告代理店とTwitter広告認定代理店とは
Twitterの広告運用を専門として行っているのがTwitter広告代理店です。Twitter広告運用に強みを持っており、他の媒体で広告運用を行う代理店も含まれます。
Twitter広告の代理店には、通常の代理店と認定代理店があります。この章では、それら2つの違いについて解説していきます。
Twitter広告代理店とは
Twitter広告代理店とは、広告の制作から配信、その後の分析までを一括で行うサービスを提供しています。Twitterでの広告運用を依頼したい場合には、Twitter広告代理店に依頼することが多いでしょう。
依頼後は、アカウント情報を共有して広告配信の準備を進めていきます。広告配信の目的に沿って適切に運用してもらえるため、専門的な知識やリソースがなくても簡単にTwitter広告を配信することが可能です。
Twitter広告認定代理店とは
TwitterではTwitter公式で広告代理店の認定制度を準備しています。
Twitter広告認定代理店はTwitterが定める基準を満たして認定を受けており、「Twitter広告に関する理解が深い」という公式の証がある代理店です。
なお、Twitter広告認定代理店の中でも特に優れた販売実績や運用経験がある場合にはTwitter広告認定パートナーと呼ばれる認定が行われます。
Twitter広告認定代理店と一般代理店の違い
Twitter広告認定代理店と一般的な代理店との違いは、Twitter広告に関する専門性と実績を有しているかどうかです。
一般的な代理店でも、Twitter広告の運用は可能ですが、Twitter広告認定代理店の場合にはTwitter公式からの認定があります。
そのため、Twitter広告に対する知識と実績が多いことが挙げられます。手堅く最適な代理店を探すための一つの方法として、Twitter広告認定代理店の中から選択する、といった方法も考えられます。しかしながら、通常の広告代理店がTwitterに知見がないわけではないため、まずは問い合わせることも重要でしょう。
Twitter広告の運用を代理店に依頼するメリット
ここでは、Twitter広告の運用を代理店に依頼するメリットについて解説します。
メリットを確認したうえで、自社に適しているのかを判断してみましょう。
目的に応じたTwitter広告の成果を出しやすい
代理店は広告の運用を主として行っています。広告運用の実績も多くありますし、過去の経験からどのようにアプローチすれば最大限の効果が得られるのかなど多くのノウハウを有しています。
広告運用に関して不安がある場合でも、目的に応じて適切なTwitter広告運用を行ってくれます。
Twitter広告のノウハウが吸収できる
代理店に広告運用を依頼することで、運用に関する立ち回りやノウハウを間接的に知ることができます。
「将来的には、自社で広告運用をしてみたいと考えているけれど現段階の知識では厳しい」という場合でも、知識を仕入れる場として依頼することで一石二鳥となります。
特に、KPIの策定とそれに対する広告運用の方法は、代理店の実績が活きる領域でもあるので、それを見られるいい機会ではないでしょうか。
Twitter広告の費用対効果を高められる
Twitter広告を出稿することは誰でもできますが、出稿した広告で成果を得られるかどうかは別の話です。費用を捻出して広告を出してみたけれど、全然効果が出ないといった事態を避けるためにも代理店に依頼することは効果的です。
代理店に依頼する費用や手数料はかかりますが、それでも広告を適切に運用してもらえるのであればメリットは大きいと言えます。
Twitter広告の運用を代理店に依頼するデメリット
この章ではTwitter広告の運用を代理店に依頼するデメリットについて解説していきます。
代理店にTwitter広告の運用を依頼したけどイメージと違った、といった状況を招かないようにするためにも、デメリットについてもしっかり抑えておきましょう。
手数料や費用がかかる
広告代理店にTwitter広告の運用を依頼すると費用がかかります。Twitterで広告を配信するための初期費用とは別に、代行手数料もあります。広告代理店へ支払う代行手数料の相場は一般的に広告運用費の20%ほどです。
大規模な広告配信であればあるほど、広告運用に関する費用はかかってしまうので予算との折り合いをつけて代理店に依頼したいところです。しかし、予算が大きくなるほど効果的に運用したいところでしょう。代理店によって費用は異なるので見積もりを複数取ってみることをおすすめします。
急な方向転換がしにくい
Twitter広告を運用しても、しばらく成果が出ない時や広告の方向転換をしたいシーンでもすぐに切り替えることは難しいです。初期設定や配信設定を一から行う必要があるためです。
代理店から受け取るレポートに対して、要望を伝えることは可能かもしれませんが、戦略を大幅に変更した場合、施策に反映されるまでには多少の時間がかかる認識でいた方がいいでしょう。
Twitter広告代理店の料金体系と費用相場
Twitter広告代理店で広告を運用してもらったり、コンサルティングしてもらうには費用がかかります。Twitter広告代理店の料金体系とトータルでどのくらいの費用がかかるのかを解説します。
Twitter広告代理店の料金体系とは
Twitter広告代理店の料金体系は一般的に「Twitterの代行手数料、初期費用」です。Twitter広告配信でかかる費用に上乗せする形で代行手数料は請求されます。手数料の計算方法は3つあります。
- 料率型
- 月額固定型
- テーブル型
料率型の場合にはTwitter広告の運用費用に上乗せして手数料がかかります。月額固定型はTwitterの広告配信費用と月定額の代行手数料を支払います。テーブル型は料率型と月額固定型の組み合わせです。月額の固定費とTwitter広告費に応じた料率が加算されます。
Twitter広告の運用代行費用相場とは
Twitter広告代理店に、広告運用を依頼する費用相場は、おおよそ広告配信費用の20%と言われています。
代理店によってサービス提供範囲はさまざまですが、Twitter広告運用がうまくいかない場合には、戦略やコンサルティングから伴走してもらうなど追加の費用がかかる、もう少し割合は高くなることもあります。
広告代理店のシステムによって、費用は前後します。代理店を選択する際には、運営後の料金システムについても情報を収集しておいた方が良さそうです。
Twitter広告の運用代行追加費用とは
Twitter広告運用に際しては追加で費用がかかる場合があります。特別な広告コンテンツを作成してもらう場合やコンサルティング内容によって変動します。
代理店に依頼するときの見積もりで、その提示された金額でどこまで対応をしてもらえるのかを確認すると良いでしょう。
また、依頼前にどのくらい準備を行っているかによっても費用は変化します。例えば、Twitterアカウントを持っていない場合には、アカウント取得代行に関する費用を請求されることもあります。
Twitter広告代理店を利用した広告配信手順
Twitter広告代理店を利用して広告を配信するまでの手順について解説します。事前にアカウントを準備しておくことでスムーズに広告配信を進めることができます。
Twitter広告アカウントの開設
Twitterで広告アカウントを開設する必要があります。すでにアカウントを持っている場合は、アカウントと広告アカウントを紐づけることによって、広告アカウントから広告を配信することができるようになります。また、Twitterアカウントを広告主で作成する場合は、広告アカウントの紐づけは必要ありません。
広告アカウントはTwitterのプロフィールが完成してか2〜3週間かかります。余裕を持って開設しておきたいところです。
https://view.highspot.com/viewer/5ca1808bc714332a3b2dd4d0
代理店への編集権限付与
Twitter広告アカウントの準備が整ったら、代理店にアカウント編集権限を付与しなければなりません。代理店が広告アカウントに直接ログインすることもできますが、セキュリティの問題上、権限付与が望ましいでしょう。
代理店に、広告アカウントの編集権限を付与して、アカウントを編集することでセキュリティ面の心配をすることなく作業を進められます。
https://business.twitter.com/ja/help/account-setup/account-login-and-setup.html
支払い方法の選択
代理店へアカウント編集権限が付与されると、広告配信費用の支払い方法を登録できます。基本的にはクレジットカードで支払うこととなりますが、この場合は代理店のクレジットカードを登録してもらうことで広告配信の準備は完了です。
広告の作成
実際に配信するための広告を作成します。ここからは代理店の作業が主となります。誰に広告を配信するのか等、目的の設定や広告キャンペーンの設定、広告コンテンツを作成して、ターゲットに広告を配信します。
Twitter広告の運用代理店を選ぶコツ
この章ではTwitter広告の運用代理店を選ぶコツについて解説します。
運用代理店は長い付き合いになることも想定されます。そのため、しっかりと検討したいところです。
運用実績・認定資格の取得をしているか
最も安心できるのはTwitter広告の運用実績が豊富で、Twitter公式からの認定資格を取得していることです。Twitterから認定を受けている代理店ではTwitter社が定める規定をクリアしていることになりますので、質の担保もされていると考えて良さそうです。
Twitter広告認定代理店はTwitter Japan 認定代理店としてWeb上に掲載されています。
費用とサービスの質が合っているか
広告の費用対効果を考えるのであれば、代理店に支払う代行手数料も低い方が良いと考えることもあるでしょう。しかし、手数料が低い場合は、対応範囲が低いことや、サポート体制が充実していないことがあります。
費用を抑えられるかどうかも重要ですが、サービスの品質から運用代理店を選ぶことも良いでしょう。
幅広い相談に対応してくれるか
Twitter広告代理店はTwitter広告を運用してもらうだけでなく、今後のビジネスパートナーとして一緒に成長していくことが望ましいでしょう。
広告に関して、幅広い相談に対応してもらえる代理店はLPやクリエイティブの制作なども依頼しやすいでしょう。
やりとりを進めていく中で、広告運用に関して幅広い対応をしてもらえるか確認しておきましょう。
ヒアリングを細かくしてくれるか
Twitter広告に関するノウハウがあるのは広告代理店ですが、広告の大元となる商材やサービスについて最も熟知しているのは自社でしょう。
広告と実際の商品の情報齟齬が起きないように、細かくヒアリングしてもらえる代理店を選びましょう。
まとめ
今回はTwitter広告の運用を代理店に依頼したいと考えている方向けに、代理店の違いから依頼するメリット・デメリット、費用や選び方について解説しました。
広告代理店は売上を大きく左右するビジネスパートナーでもあるため、しっかりと選択したいところです。
Twitter広告代理店のお探しでお困りの方は、ぜひ弊社へご相談ください。
本件に関するお問い合わせはこちら
株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696