ユーザーの興味を引き、受け入れられるTwitter広告を配信したい

サイズオーバーしないようにTwitter広告の画像サイズ・文字数が知りたい

素材を作成する上で注意点やポイントがあれば知っておきたい

上記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、画像を設定できるTwitter広告の種類から、詳しい画像サイズ・文字数まで詳しく解説します。

記事の後半では、素材を作成するポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Twitter広告で画像を設定する広告とは

画像を設定できるTwitter広告は以下の3つです。

画像の設定ができるTwitter広告3種

  • プロモ広告:通常のツイートと同じ形式で表示される
  • フォロワー獲得広告:タイムラインやアカウント下部に表示される
  • Twitterテイクオーバー:タイムラインの1番上やトレンドタブに表示される

弊社では、広告戦略の立案・運用・効果検証・コンサルティング・クリエイティブ制作など、クライアント企業のマーケティングパートナーとして総合的なソリューションを提供しています。

興味がある方は、弊社までお問い合わせください。

Twitter広告で入稿できる画像サイズと文字数

Twitter広告ではテキスト・画像・動画を組み合わせることで、さまざまなクリエイティブの利用が可能です。

  • 文字のみツイート
  • 単一画像付きツイート
  • カルーセル(複数画像・動画付きツイート)
  • プロモビデオ
  • 画像Webサイトカード
  • ビデオWebサイトカード
  • イメージアプリカード
  • ビデオアプリカード

これらのクリエイティブを使い分けることで、Twitter広告の効果が得られます。

以下でそれぞれのクリエイティブのサイズ規定・配信可能な広告などについて詳しく解説します。

文字のみツイート

出典:広告クリエイティブの仕様|Twitterビジネス

「文字のみツイート」は、その名前の通りテキストだけのシンプルなものです。

見え方は通常のツイートと同じなので、タイムラインに馴染みやすく、違和感なくユーザーに対してアプローチできます

しかしインパクトに欠けるため、ツイートの内容・ターゲティングを工夫しなければなりません。

広告項目入稿規定
ツイート本文すべて日本語の全角文字にした場合:140文字以内
※リンクに12文字使われるのでツイート本文に使える文字数は128文字以内

単一画像付きツイート

出典:広告クリエイティブの仕様|Twitterビジネス

「単一画像付きツイート」は、テキストに単一の画像が添えられたものです。

画像が添えられることで、より感覚的に訴求できます。

さらに文字のみツイートよりも表示領域が広がるため、ユーザーの目に留まりやすくなります

GIFアニメーションにも対応しているため、アニメーション画像であればよりユーザーの目を引きつけます。

なおデスクトップ・モバイルでサイズ規定は異なりますが、同じ画像を使いたい場合はモバイルのサイズ規定に合わせるとよいでしょう。

画像サイズは規定の倍以上にすると拡大・縮小したときも鮮明に表示されます。

そのためファイルサイズを超えない範囲内で、高解像度の画像を入稿することがおすすめです。

広告項目入稿規定
ツイート本文すべて日本語の全角文字にした場合:140文字以内
※リンクに12文字使われるのでツイート本文に使える文字数は128文字以内
画像アスペクト比モバイルの場合は「16:9」
デスクトップの場合は「2:1」〜「1:1」
画像サイズモバイル:600× 335px以上
デスクトップ:横600px以上
画像ファイルサイズ3MB以下
画像ファイル形式PNG・JPG・GIF
※BMP・TIFF不可

カルーセル(複数画像・動画付きツイート

カルーセルでは、1つのツイートに複数の画像や動画を掲載できます。

通常の画像・動画付きツイートが全ての画像が表示されるのに対して、カルーセルでは1枚目だけが表示されます。

同じツイートで画像と動画を組み合わせることができないので、注意が必要です。

広告項目入稿規定
ツイート本文すべて日本語の全角文字にした場合:140文字以内
※リンクに12文字使われるのでツイート本文に使える文字数は128文字以内
画像アスペクト比「1.91:1」または「1:1」
動画アスペクト比「16:9」または「1:1」
画像ファイル形式JPG・PNG
※BMP・TIFF不可
動画ファイル形式MP4・MOV

プロモビデオ

出典:広告クリエイティブの仕様|Twitterビジネス

「プロモビデオ」は、テキストにツイート動画が添えられたものです。

見た目は通常のツイートと変わらないのでタイムラインに自然と馴染み、ユーザーに違和感を与えることなく配信可能です。

テキストのみ・画像と比較すると、動画の方が表現できる幅が広がるため、よりユーザーの興味関心を引きつけられます。

広告項目入稿規定
ツイート本文140文字以内
動画タイトル(動画下に表示)70文字以内
動画説明文(動画下に表示)200文字以内
動画の長さ2分20秒以内
動画解像度縦長:720 × 180
横長:1,280 × 720
正方形:720 × 720
動画ファイルサイズ1GB以下
動画ファイル形式MP4・MOV
推奨動画コーデックH.264
ハイプロファイル
推奨動画フレームレート30FPS
推奨最小動画ビットレート5,000kbps
推奨オーディオコーデックAAC LC
サムネイル画像アスペクト比「16:9」または「1:1」
サムネイル画像サイズ640 × 360以上
サムネイル画像ファイルサイズ5MB以下

画像Webサイトカード

「画像Webサイトカード」は、画像とテキストで外部サイトに誘導するものです。

画像付きツイートと似ていますが、本文中にリンクURLが含まれず、画像をクリックするとリンク先に遷移させます。

外部サイトへの誘導に特化しているため、どのようなサイト・サービスであるかを画像で訴求し、コンバージョン獲得を狙うと効果的です。

なおタイトルは70文字まで設定できますが、端末・アプリの設定により、一部表示されない可能性もあります。

そのためなるべく50文字以内に収めるよう、要点をまとめて簡潔なものにするとよいでしょう。

広告項目入稿規定
ツイート本文140文字以内
タイトル70文字以内
※50文字以内を推奨
画像アスペクト比「1.9:1」または「1:1」
※「1:1」は法人アカウントのみ
画像サイズアスペクト比「1.9:1」の場合:800 × 418px
アスペクト比「1:1」の場合:800 × 800px
画像ファイルサイズ3MB以下
画像ファイル形式JPG・PNG
※BMP・TIFF不可

ビデオWebサイトカード

「ビデオWebサイトカード」とは、外部サイトに関連した動画をツイート内で再生できるものです。

スマホ上で動画をクリックするだけで再生でき、動画下部に偏移左記のWebサイトが表示される仕組みになっています。

動画試聴しながらWebサイトの表示ができるため、ユーザーの興味関心が引け、視聴後のコンバージョンが期待できます

広告項目入稿規定
ツイート本文140文字以内
タイトル70文字以内
※50文字以内を推奨
説明文200文字以内
動画アスペクト比「16:9」または「1:1」
動画ファイルサイズ1MB以下
動画ファイル形式MP4・MOV
動画コーデック「4:2:0」の色空間に対応する
H.264
ベースラインプロファイル
動画フレームレート「29.97FPS」または「30FPS」
推奨動画ビットレート1,080p:6,000〜10,000k
720p:5,000〜8,000k

イメージアプリカード

「イメージアプリカード」とは、画像・テキストでモバイルアプリのプロモーションを行うものです。

遷移先がアプリストア・該当アプリ起動となり、さらにCTAボタンが設定できるため、プロモーション内容に適したアクションを喚起できます

CTA一覧

  • インストール
  • 起動
  • プレイ
  • 購入
  • 予約
  • 接続
  • 注文

アプリ名・アプリ価格・評価などの一部情報はアプリストアから自動的に取得されます。

広告項目入稿規定
ツイート本文140文字
画像アスペクト比「1.9:1」または「1:1」
画像サイズアスペクト比「1.9:1」の場合:800 × 418px
アスペクト比「1:1」の場合:800 × 800px
画像ファイルサイズ3MB以下
画像ファイル形式JPG・PNG・GIF(静止画のみ)
※BMP・TIFF不可

ビデオアプリカード

「ビデオアプリカード」とは、動画・テキストでモバイルアプリのプロモーションを行うものです。

基本的な内容はイメージアプリカードと同じですが、画像よりも動画の方が訴求表現の幅が広がるため、より多くのメッセージが伝えられます

広告項目入稿規定
ツイート本文140文字以内
動画の長さ2分20秒以内
動画アスペクト比「16:9」または「1:1」
動画ファイルサイズ1GB以下
動画ファイル形式MP4・MOV
推奨動画コーデック「4:2:0」の色空間に対応する
H.264
ベースラインプロファイル
メインプロファイル
ハイプロファイル
動画推奨フレームレート「29.97FPS」または「30FPS」
推奨動画ビットレート1,080p:6,000〜10,000k
720p:5,000〜8,000k
推奨動画オーディオコーデックAAC LC
サムネイル画像アスペクト比16:9
サムネイル画像サイズ640 × 360以上
サムネイル画像ファイルサイズ5MB以下
サムネイル画像ファイル形式JPG・PNG

Twitter広告の素材を作成する際の注意点

最後にTwitter広告の素材を作成する際の注意点を4つ紹介します。

注意点

  • なるべく簡潔なタイトルにする
  • ユーザー目線で作成する
  • デバイスの違いを意識する

それでは詳しく見ていきましょう。

ターゲティング機能を積極的に活用する

Twitter広告にはさまざまな種類のターゲティングがあります。

言語日本語を含め全46言語から選べる
性別限定しない、もしくは男性または女性に限定するかを選べる
興味関心興味関心カテゴリー25種類・サブトピック350種から選べる
フォロワーフォロー中のユーザーに基づいたターゲティング
端末iOS・Android・デスクトップ携帯電話会社やスマホの詳細な機種でも設定できる
イベントリアルタイムで開催されている、開催予定のイベントに興味関心があるユーザーに配信できる
会話スポーツ・ライフスタイル・ビデオゲームなど25カテゴリー、10,000種類以上から選べる
テイラードオーディエンス【オークションリスト】
顧客の電子メールアドレスリストをアップロードしてターゲティングに利用
Twitterユーザー名を使用して関連分野で影響力のあるユーザーをターゲティング
【Webサイト】
Webサイトに最近アクセスした人たちをターゲティング
TwitterのWebサイトタグや公式パートナーを使用して収集
【モバイルアプリのユーザー】
アプリでインストールや登録などの特定操作をした人たちに広告表示コンバージョントラッキングで収集
キーワード検索クエリ・最近のツイート・最近反応したツイートのキーワードに基づいて広告表示
関連性が最も高い利用者にリーチしてエンゲージメントを促進
地域国・地域・主要都市圏・市区町村・郵便番号などの位置情報で絞り込める

上記以外にもTwitterにはさまざまなターゲティングがありますが、単体もしくは掛け合わせて配信することで、ターゲットを絞っての配信が可能になります。

ターゲティング機能の使い方は、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【徹底解説】Twitter広告キーワードターゲティングの設定方法と運用のポイントについて

目次1 この記事は以下のような方におすすめ!2 キーワードターゲティングとは3 キーワードターゲティングの仕組み3.1 検索内容に基づいたターゲティング3.2 タイムライン…

Twitterはプラットフォーム内で自分の属性を明確に打ち出して活動するユーザーが多いことが魅力です。

Google広告は検索アクションでユーザーを絞り、コンバージョン率を高めます。

一方で、Twitter広告はターゲットを属性で絞るため、広告の無駄撃ちを最低限に抑えることができます。

Google広告ユーザーがすでに行った検索アクションで広告表示ユーザーのウォンツを絞る
Twitter広告ユーザーの濃い趣味嗜好で広告表示ユーザーのウォンツを絞る

なるべく簡潔なタイトルにする

Twitter広告のカード・動画のタイトルは、長くなりすぎないよう簡潔にまとめるべきです。

それはタイトルが長いと、デバイスによってはすべて表示されず、省略されてしまう可能性があるからです。

また、タイトルは短い方がわかりやすく、ユーザーの興味を引きやすくなるため、なるべく簡潔なタイトルにするように心がけてください。

ユーザー目線で作成する

ユーザーからのコンバージョンを獲得するには、ユーザーに共感されて興味を持ってもらうことが重要です。

こちらの伝えたいことばかりを盛り込んだ広告は、ひとりよがりの情報発信となりやすく、失敗する可能性あります。

広告のテキスト・画像・動画・を作成する場合、そのメッセージがユーザー目線で共感されやすいものになっているかどうか、振り返りながら作成してください。

デバイスの違いを意識する

Twitter広告は多くのデバイスに配信可能です。

そのため広告を作成する場合、デスクトップ・モバイルの違いはもちろん、機種の違いによる印象の変化も意識することが大切です。

とくにモバイルの場合、スマホの機種によってディスプレイの大きさはさまざまです。

ディスプレイにより、表示される情報量・画像・動画の印象は大きく変わります。

デバイスが異なっても同じ印象を与えられるような文章・画像・動画の作成を心がけてください。

まとめ

今回はTwitter広告の画像サイズや文字数について詳しく解説しました。

Twitter広告では「プロモ広告・フォロワー獲得広告・Twitterテイクオーバー」で画像を設定できるようになっています。

また、さまざまなクリエイティブが利用できますが、それぞれ細かい入稿規定が存在するので面倒に感じる企業もあるかもしれません。

そこでおすすめなのが広告代理店の利用です。広告代理店なら企画から運用まで一任でき、さまざまなサポートが受けられるので安心です。

Twitter広告運用を検討しているご担当者様は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

本件に関するお問い合わせはこちら

株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696